各種コンテストの選曲には苦労するとは思いますが、ソロコンテストは個人で選曲しなければならない、、、という場面にたくさん遭遇します。
今回はソロコンテストにオススメなトランペットの楽曲を紹介します。
【幻想曲 変ホ短調/ジョセフ・エドゥアール・バラ】
最初に紹介するのは、
幻想曲 変ホ短調/ジョセフ・エドゥアール・バラです。
難易度は中級程度のこの曲は、ソロコンテストでもよく演奏される一曲ではないでしょうか。
前半は伸びのあるロングトーンを、後半は軽快さと軽やかさを表現できると良いですね!
【幻想曲/フランシス・トーメ】
次に紹介するのは
幻想曲/フランシス・トーメです。
アルペジオや半音階が巧みに使われた一曲で、フランスの作曲家トーメの1902年の作品です。
フィンガリングの忙しい部分や跳躍の広い部分はありますが、音域に無理のない作品ですのですので、中級者でも十分演奏可能かと思います。
【スラブ幻想曲/カール・ヘーネ】
スラブ幻想曲/カール・ヘーネです。
物悲しいメロディーが印象的な一曲です。
難易度的には、これまでに紹介した2曲より高いと言えるでしょう。
後半は速いパッセージでの演奏となり、フィンガリングはもちろんダブルタンギングでのスケールの演奏が必要となります。
【ロシアン・ダンス/オスカー・ベーメ】
ロシアン・ダンス/オスカー・ベーメです。
ベーメの作品と言うと「トランペット協奏曲」が有名ですが、このロシアン・ダンスも是非触れてもらいたい作品です。
演奏に当たっては、幅広い音域が使われ技巧的なパッセージも散りばめられており、難易度の高めな作品と言えるでしょう。
【アンダンテとアレグロ/ジョセフ・ギイ・ロパルツ】
今回最後に紹介するのは、
アンダンテとアレグロ/ジョセフ・ギイ・ロパルツです。
ソロコンでもよく演奏される今や定番の一曲ではないでしょうか。
アレグロ部分はクリアな発音で軽やかに演奏したいですね。
まとめ
今回はソロコンテストの選曲ガイドということで、トランペットのオススメ楽曲をご紹介しました。
どの曲も5分前後で、制限時間のあるコンテストで演奏しやすいのではないでしょうか。
自分に最適な一曲が見つかると良いですね!