毎年悩むアンサンブルコンテストの選曲。編成によってはなかなか曲が見つからないことも・・・
今回は金管編第2弾として、5重奏・6重奏のオススメ楽曲をご紹介します。
【金管5重奏(Trp・Trp・Hrn・Trb・Tub)】
始めに紹介するのは、
空想・おもちゃ・夢/ジャイルズ・ファーナビー(出版・チェスター・ミュージック)です。
言わずと知れた金管5重奏の定番曲です。
1.The Old Spagnoletta/古いスパニョレッタ
2.His Rest/休息
3.Tell mee Daphne/話してダフネ
4.A Toye/おもちゃ
5.His Dreame/夢
6.The New Sa-hoo/新しいサ・フー
の6曲からななっています。
曲集「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」より、上記の6曲が金管5重奏の組曲としてエルガー・ハワースの手により編曲されています。
難易度は高め…ですが、一度はチャレンジしてみたい一曲ですね!
ミュージック・ホール組曲/ジョセフ・ホロヴィッツ(出版・NOVELLO)です。
1.Soubrette Song (おてんば娘の歌)
2.Trick-cyclists (曲乗り自転車)
3.Adagio-team (アダージョ・チーム)
4.Soft shor shuffle (ソフト・シュー・シャッフル)
5.Les Girls (踊り子たち)
の5曲からなっています。
全曲演奏すると10分ほどの曲となりますので、アンサンブルコンテストでは数曲抜粋して演奏となりますね!
先に紹介したファーナビーより難易度的に取り組み易い作品となっています。
どちらの曲も金管5重奏の定番曲です。
是非一度触れてみてはいかがでしょうか。
【金管6重奏(Trp・Trp・Hrn・Trb・Euph・Tub)】
金管6重奏でオススメするのは
難易度的には中上級といったところでしょうか。
なんと言ってもテューバのベースラインがかっこいい一曲です!
ベースを中心にスピード感のある演奏に仕上げたいですね!
トロンボーンはユーフォニアムに、ユーフォニアムはトロンボーンにそれぞれ楽器の変更が可能となっています。
次に紹介するのは
この曲は6重奏での演奏はもちろん、7重奏、8重奏にも対応しています。
Part1 トランペット
Part2 トランペット
Part3 ホルンまたはフリューゲルホルン
Part4(オプション)ホルンまたはトランペット、トロンボーン
Part5 トロンボーンまたはユーフォニアム、ホルン
Part6(オプション)トロンボーンまたはユーフォニアム
Part7 ユーフォニアムまたはトロンボーン
Part8 テューバまたはバストロンボーン
技術的な負担の少ないパートも設けられており(Part 4とPart6)初級者と中級者が一緒に演奏可能となっています。
楽器の組み合わせ次第で様々なサウンドが生まれそうですね!
まとめ
次回は「アンコン!選曲ガイド〜金管編③〜」と題しまして、金管7重奏、8重奏のオススメ楽曲をご紹介します!
今回は金管5重奏、6重奏のオススメ楽曲をご紹介しました。